国際VHF規制緩和

海上での無線通信の国際VHF/マリンVHFの国内規制が厳しすぎて声が挙がっていたが、意見募集等々を踏んで10月1日に総務省が電波法関係告示等の改正を行ったということを知った

概要から(本当に正しい情報は法令から調べてください

  • (1) 特定船舶局の無線設備として、国際VHF機器及びデジタル選択呼出装置等を追加すること。
    • マリンレジャーや漁船などの船に積む無線機で国際VHF機器やデジタル対応機器(DSC)がOKに
      • DSC付き国際VHF機器を適合証明設備の対象として追加
      • これで北米で安価に流通している機器を日本でも技術基準がOKなら使えるようになる
    • いままではマリンVHFという国際VHFの一部をレジャー専用にしたものだけOKだった?
  • (2) スポーツ及びレジャー用の船舶局に係る自動識別装置の装置義務を無くすこと。
    • 国際VHFはATISという自動で船の情報を識別する機械が必須だったけど、レジャー用はこれがなくてOKになった
      • ATISの装備強制を撤廃
  • (3) 任意に設置する国際VHF機器に係るデジタル選択呼出装置の技術的条件を定めること。
    • 局免許用に技術適合基準を整備するってこと?
  • (4) スポーツ及びレジャー用限定の船間波をすべての船舶のためのものとすること。
    • マリンVHFの周波数を大型船(本船)や漁船、レジャー用ボート相互間での通信に使えるようになったってこと?
  • (5) その他所要の規定を整備すること。
    • 簡易な国際VHF無線機器等を搭載した船舶局の定期検査実施時期を3年から5年に変更(25w)第二級海上特殊無線技士以上
      • 船舶共通通信システム 国際VHF トランシーバー
      • ICOMアイコム) IC-M504J 据置型 25W 33,334円
    • 携帯型については定期検査を要しない(5w)第三級海上特殊無線技士以上
      • 船舶共通通信システム 国際VHF トランシーバーICOMアイコム
      • IC-M72J 携帯型 5W 22,858円
      • 船舶共通通信システム 国際VHF トランシーバー
      • ICOMアイコム) IC-M36J 携帯型 5W 20,000円